「イスラム圏セミナー」を開催

2014/2/27

「株式会社 国際開発センター」との共催事業

 平成26年2月18日(火)、麗澤オープンカレッジは「株式会社 国際開発センター」と共催で、静岡県裾野市の矢崎総業株式会社ワールドヘッドクォーターズ(Y-CITY)において、「イスラム圏セミナー」を開催しました。

 本学からは、成相 修経済学部教授(麗澤オープンカレッジ長)と、ラウ・シン・イー経済学部教授がイスラム圏におけるビジネスに関する講義と質疑を担当。国際開発センターからは加藤郁夫氏(国際開発センター研究顧問)と、上島真人氏(JAC Recruitment海外進出支援アドバイザー)の計4名が講義しました。

 まず、成相教授とラウ教授がイスラム圏の経済的な意義などを提起。その後、加藤郁夫氏がサウジアラビアにおける経験に基づいて、イスラム圏独特の商慣習やイスラム金融について解説しました。さらに、上島真人氏がインドネシアとマレーシアでの経験などに基づき、アジア・イスラム圏での会社経営と労働事情について講義されました。

 4人の講義が終了した後、約90分間の質疑応答セッションが行われ、イスラム圏におけるビジネス、研修員の受け入れの際の対応などについて、参加者と真剣な議論が行われ、とても有意義なセミナーとなりました。

 株式会社矢崎総業は、海外で25万人、Y-CITY でも4,500人程を擁する大企業であり、時代の先端を担うグローバル企業です。昼食の場においても、各国から来て研修を積んでいる人材を多く見かけるなど、グローバル企業として、イスラム圏との付き合い方について多くのことを学んでいることを発見しました。今後も、麗澤オープンカレッジとしては、日本の企業研修に貢献してまいりたいと思います。

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