2013.01.11.Fri.vol.167

2013/1/11

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　　 　麗 澤 オ ープ ン カ レ ッ ジ メ ー ル マ ガ ジ ン
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‥…*━━━…━…‥・・… 2013.1.11.Fri.vol.167 ★★☆　ROCK　★☆*

明けましておめでとうございます。寒い毎日ですが、年が改まり新鮮な気持ち
でがんばっていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

_/_/_/_/　　目　次　　_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1）新年のご挨拶
2）生涯学習講座（春期集中）について
3）「かな書道」講座受講生による作品展のご案内（無料）
4）比較文化文明研究センターシンポジウム
　「女性は天皇になれるか」のご案内（無料）
5）地域連携事業
　「わっとほーむ光ヶ丘 フリーマーケット＆新鮮朝市」のご案内
6）高橋三雄教授による連載シリーズ第115回
　「初夢は世界一周の旅」
7）本学図書館の1月のご利用について
8）事務窓口休業のお知らせ
9）編集スタッフの一言


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☆　新年のご挨拶
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2013年は、世界で多くの新しいリーダーが幾多の課題に挑む年です。米国では、
2期目のオバマ大統領が議会内での対立のみならず、国内のさまざまな対立を
いかに克服して、米国をいかにリードするかが問われています。中国の習体制
は、民主化が制度化されない中で、ネットで示される「国民の声」に迎合する
ような経済政策と強硬な外交政策をとらざるを得ません。これが、中成長に転
じている中国経済のソフトランディングを損なうことが懸念されます。さらに、
日本をはじめアジア諸国との摩擦を高める恐れがあります。欧州の通貨危機は
終わっていません。欧州共同体自体の存続のみならず、一部の国では国内の地
域により独立性を強めようとする動きがあります。
日本も、3年半ぶりの政権交代が、経済、外交をはじめ大きな政策転換を行う
ことが見込まれています。とりわけ、経済政策を大幅な金融緩和と財政出動に
よって、がむしゃらに成長率を引き上げようとしている、いわゆる「アベノミ
ックス」の成否が問われます。一時的には、効果を持つと期待されますが、20
年にわたる長期低迷の日本経済を、持続性をもつ成長路線に乗せることができ
るか否かが問われることになります。7月の参議院議員選挙までに、目に見え
る成果をあげるために、政策を集中すればするほど、その後に生じる問題が懸
念されます。短期的な目標達成と中長期的な国家再生という課題をいかに実現
するかが、より大きな挑戦となっています。
麗澤オープンカレッジは、開校8年目に入ります。こうした大きな変化と挑戦
の2013年に、皆様のご期待に沿えるよう、新たな講座や企画を目指していきま
す。受講生はじめ、皆様の一層のご指導、ご支援、ご協力をお願い申し上げま
す。

2013年 新春
麗澤オープンカレッジ長　成相 修


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☆　生涯学習講座（春期集中）について
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生涯学習講座（春期集中）に多数の受講申し込みをいただきましてありがと
うございます。
お申し込みになられた方には、開講・閉講のご連絡や受講いただく講座につ
いて、順次、振込用紙等をお送りいたします。
追加募集を受け付けている講座もありますので、詳細は事務室へお問い合わ
せください。

来年度の通年・前期講座のご案内は、2月中旬頃にお届けする予定です。

☆春期集中講座の詳細はこちらをご覧ください☆
http://rock.reitaku-u.ac.jp/class/class_old.php?mode=old&
process_year=2012&open_form=4


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☆　「かな書道」講座受講生による作品展のご案内（無料）
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本カレッジの田頭昭子講師が担当する「かな書道」講座の受講生による作品
展を開催いたします。
受講生の1年間の成果をぜひご覧ください。

■期　間：1月11日（金）〜2月6日（水）
■会　場：麗澤大学生涯教育プラザ1階 展示ルーム
■開　館：月曜〜土曜9：00〜17：00
※見学は無料で、事前申し込みも不要です。


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☆　比較文明文化研究センターシンポジウム
☆「女性は天皇になれるか」のご案内（無料）
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■総合テーマ：「女性は天皇になれるか」
■日　時：2月16日（土）14：00〜17：00
■講演者：松本　健一　教授（比較文明文化研究センター長）
　　　　　所　功　氏（京都産業大学名誉教授・比較文明文化研究センター客
　　　　　　　　　　　員教授）
　　　　　浅見　雅男　氏（作家）
■会　場：校舎かえで1503教室
■定　員：400名（先着順・定員になり次第締め切り）

☆内容・お申し込み先等の詳細はこちらをご覧ください☆
http://csc-r.reitaku-u.ac.jp/event/2013010915394093.html


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☆　地域連携事業
☆「わっとほーむ光ヶ丘 フリーマーケット＆新鮮朝市」のご案内
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今年最初の「光ヶ丘フリーマーケット＆新鮮朝市」は、1月13日（日）に開催
します。
今回は、「ネイルアート」（500円）が初出店！ その他、小学生以下を対象と
した「楽しむ手づくり木工教室」（無料・道具不要）や、お菓子のつかみどり
（無料）も行います。大好評の吉田精肉店の揚げたてコロッケ＆唐揚げも販売
いたします。
お子様から大人の方まで、幅広く楽しめる「光ヶ丘フリーマーケット＆新鮮朝
市」は、今年もますます充実してまいります。
ぜひご来場ください！！

■日　時：1月13日（日）9：00〜14：00
■会　場：Reitaku Student Plaza"はなみずき"
■お問い合わせ：
光ヶ丘商店会（笠原）TEL：04-7175-5514
admin@webdebegin.com
麗澤大学（横田）TEL：04-7173-3664
syokota@ad.reitaku-u.ac.jp


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☆　高橋三雄教授による連載シリーズ第115回
☆「初夢は世界一周の旅」
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冬休み、700ページを超える分厚い文庫本『岩倉使節団：誇り高き男たちの物
語』（泉三郎著、祥伝社黄金文庫）を一気に読み通しました。2008年にPHP研
究所から発刊された単行本の文庫版です。カバーの解説によれば、「明治4年
（1871年）11月、廃藩置県という大変革を強行してからわずか4カ月後、明治
新政府は岩倉具視率いる使節団を欧米諸国に派遣した。従うは大久保利通、木
戸孝允、伊藤博文ら維新革命の立役者たち……1年9か月あまりにおよぶグラン
ドツアーである」ということです。3週間の船旅の末、ようやく深い霧に包ま
れたサンフランシスコに到着し、そこから半年後の8月に、ボストンから英国
へ移動するまでの「米国編」が特に興味深く、明治維新直後にこんなすごい旅
があったのかという思いで読みました。40数年前、1年間の留学を終え、東部
のフィラデルフィアからサンフランシスコまで、5,000㎞を超える大陸横断ド
ライブを、わずか1週間で行ったときのことが思い出されてなりませんでした。
上記の本の著者は、あとがきに「一冊の本が人生を大きく変えることがある…
…旅の興味も大いにつのった……まずアメリカから、使節団と季節を合わせて
旅をはじめ、8年をかけて岩倉使節団のメインルートをたどり終えた」と記し
ています。こうした大きな目的をもって世界を旅することの素晴らしさを教え
てもらった気がします。著者の泉三郎氏は、かつて一橋大学在学中に、石原慎
太郎氏らと南米大陸横断のスクータ旅行を敢行したこともあるということで、
大学の大先輩に、こうしたロマンあふれる人々がいたということを知って、ま
たまた楽しくなりました。
さて、本を読んでうらやましく思っているだけでは何事も始まりません。岩倉
使節団のグランドツアーから大いなる刺激を受けて、みずからのグランドツア
ーを夢みたいものです。そうしたとき、本欄第66回（メルマガ118号）のこと
を思い出しました。そこでは1930年元旦の大阪毎日新聞の付録、「制空すごろ
く」を話題にしていました。このすごろくは、航空路線図をめぐりながら世界
一周をするもので、大判の「すごろく」の周囲にちりばめられた世界各国の風
物の写真や当時の飛行記録データなどを眺めているだけでも楽しいものでした。
古書店で買った雑誌『ヘミングウェイ』（2002年1月号）に実物大の復刻版が
ついていたものです。
世界一周を夢見ることとなった今、ネットを検索してみると「世界一周の旅」
に関する情報があふれています。遅ればせながら、専門サイト「世界一周堂」
の情報や、買い込んだ数冊の手引書を手元に置きながら、いろいろと調べてみ
ました。その結果、1年オープンの「世界一周航空券」が主要な航空会社グル
ープから発売されており、さまざまな条件があるものの、それを使うと、エコ
ノミーなら30数万円、そして私のような高齢者ならビジネスクラスでも60数万
円で世界一周できることがわかりました。もちろん、燃料サーチャージや各地
でのホテル代他の活動費は別途かかりますが。
暮れから正月にかけて、ANAなどが参加する「スターアライアンス」のホーム
ページで、世界一周の旅のコース設定を仮想的にプランニングし、まさに初夢
を見ようとしているところです。実現の可能性は？？？であるものの、楽しい
時間を過ごしています。
「世界一周」といえばジュール・ヴェルヌの『八十日間世界一周』が思い出さ
れます。ロンドンから東航路で旅した世界一周、約束の80日にわずか5分遅れ、
全財産を失うことになるのですが、最後にどんでん返しがあり、読者を楽しま
せてくれます。はたしてどのようなどんでん返しがあったのでしょうか。それ
は読んでみて（ビデオを視て）のお楽しみとしましょう。出版された1872年当
時の世界旅行に関する一般の情報が、この小説のストーリーを面白くさせてい
るのでしょう。この原稿を書き終えたら、録画してある映画「八十日間世界一
周」を楽しむつもりです。また、岩倉使節団の公式報告書にあたる、『特命全
権大使　米欧回覧実記』（久米邦武編、岩波文庫）も手元に置きたくなり、購
入することにしました。当時の豊富なスケッチも数多く含まれており、いずれ
ゆっくり読んでみたいと思っています。

岩倉使節団
http://ja.wikipedia.org/wiki/岩倉使
団
メルマガVol.118（2010年12月）
http://rock.reitaku-u.ac.jp/mag_bk/bk.php?magno=118）
世界一周堂
http://www.sekai1.co.jp/
スターアライアンスの「世界一周運賃」
http://www.staralliance.com/ja/booking/book-and-fly/?#


◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
◇　本学図書館の1月のご利用について
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1月は本学学生の期末試験月間のため、ROCK会員の方を含めて一般の方のご利
用は、12日（土）と26日（土）のみ、9：00〜17：00となります。
2月1日（金）より、図書館への入館、カード（LIBRARY CARD）の発行・更新
等を再開いたします。


◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
◇　事務窓口休業のお知らせ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
以下の期間は、事務窓口を終日休業いたします。生涯教育プラザ棟を含め、本
学敷地内への立ち入りもできませんのでご注意ください。

■休館日：1月19日（土）〜20日（日）


編┃集┃ス┃タ┃ッ┃フ┃の┃一┃言┃
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2013年、明けましておめでとうございます。2012年は震災の復興が遅れ、経済
が落ち込み、領土問題で隣国との関係が懸念され、暗いニュースが多かった中、
ロンドンオリンピックでの日本人の活躍が本当に励みになった方も多かったの
ではないでしょうか？　私自身、1年を振り返り、自分がどれほど多くの支え
によって1年を過ごせたかと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
新しい年を迎えても、この国にとってはまだまだ厳しい状況が続くように思い
ます。こういう時だからこそ、支えあった人と人とのつながりを一層大切にし
て、少しでも誰かを支えることのできる自分になりたいと気持ちを新たにしま
した。
昨年は娘が社会人になり、今年は上の息子が社会人になります。厳しい時代に
社会に出る子ども達にも、やはり、人と人とのつながりを大切してほしいと願
っています。
「袖すりあうも他生の縁」と言います。麗澤オープンカレッジで出合う皆様と
も「他生の縁」があるのかもしれません。皆様にとって、深く実り多い一年で
ありますようにお祈り申し上げます。

（K.S.）


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　http://rock.reitaku-u.ac.jp
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　TEL.04-7173-3664　　FAX.04-7173-3767
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