ROCK「古文書を読む」講座 本学図書館にて展示開催!
本カレッジの「江戸時代の古文書を読む」講座と麗澤大学「人口・家族史研究プロジェクト(PFHP)」の共同展示を、麗澤大学図書館1階にて開催しています。
テーマは「家族とくらしの今昔~古文書と歴史人口ビックデータから迫る~」です。
柏市と本学図書館に残る貴重な古文書(地方文書)を紐解くと、江戸時代の人々の暮らしについて、さまざまなことがわかります。
今回、柏市の古文書を中心に読み解いている、本カレッジの「江戸時代の古文書を読む」講座の受講生と江戸時代の人口データを構築解析している、「人口・家族史研究プロジェクト(PFHP)」とがタッグを組み、皆さまを江戸時代の柏へと誘います。そこには、私たちの知らない歴史やある動物とのつながりなど、新しい発見があるでしょう。ぜひお楽しみください。
<以下、「江戸時代の古文書を読む」講座受講生のコメント>
Q1.古文書に興味を持った(触れる)きっかけは?
・大学時代に古文書を学び、その後も独学で学び続けてきました。
・退職後の余暇を利用して、自分なりにこの地域の歴史を学ぶことができないか、との思いからです。
Q2.古文書(ROCK古文書講座の様子も含めて)の魅力は?
・講師の髙橋美由紀先生が「教える」姿勢ではなく、共に「学んでいく」立場で、異論も含め取り上げてくださるところです。
・難解な手書きの古文書であっても、受講生全員で一緒に声に出して読み進めるのが特徴です。分からないところは、まわりの声を頼りにできるので、臆することなく古文書に触れることができます。興味のある方なら、どなたでも楽しく学ぶことができます。
Q3.人口・家族史研究プロジェクトとの共同展示はいかがでしたか?
・間引絵馬の迫力や小金牧・野馬についてなど、身近にありながら知らないことを学べました。
・江戸時代のこの地域の人々の生活から娯楽まで、幅広い内容の展示になりました。
Q4.現在も学び続けるその理由、あなたにとってのROCKとは?
・古文書は老後の楽しみであり、書いた人やその内容を知ろうとする「知的な」素敵なボケ防止です。
・「柏市の古文書を教材として使われることが多い」からこそ、より楽しく学び続けられます。
【展示案内】
期 間:9月20日(金)~ 12月19日(木)
場 所:麗澤大学 図書館 1階ロビー
開館時間:図書館ホームページにてご確認ください。(Tel. 04-7173-3683)
※見学自由
【講演会案内】
日 時:11月8日(金)13:10 ~ 14:30
場 所:麗澤大学 図書館 3階 AVホール
定 員:先着60人 定員を超えた場合、入場をお断りすることがあります。予めご了承くださいませ。
第一報告:髙橋美由紀(立正大学・ROCK)「古文書から読み解く柏のくらし」
第二報告:黒須里美(麗澤大学)「寿命40年時代の家族と人口:歴史人口ビッグデータは語る」
講演会後に展示紹介、人口・家族史研究プロジェクト室公開
※参加自由、当日、麗澤大学図書館へ直接お越しください。
協力:柏市教育委員会
助成:文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成事業(MEXT/S1591001L)