空海が開いた宇宙—密教の世界を旅する
基本内容
- 講座番号
- B0011
- 開催日
- 2025年12月5日(金)~1月9日(金)
- 回数
- 全3回
- 時間
- 10:40~12:10
- 定員
- 55 名
- 受講料
- 8,400 円
- 分野
- 歴史・思想・宗教・芸術
- レベル
- -
- 開催期
- 後期
講座内容
今ではすっかり忘れ去られてしまった日本の宗教伝統のひとつに、6世紀中頃から明治初期まで、およそ1300年ほど続いた「神仏習合」(神と仏の融合)があります。中でも、空海(弘法大師)によって9世紀初頭に日本にもたらされた真言密教は、中世を通じて神道との融合を深め、「両部神道」という独自の宗教形態を生み出していきました。この講座では、仏だけでなく、日本古来の神々までも、その体系の中に取り込んでいった「空海の宗教思想」とはどのようなものであったかを問いながら、彼がもたらした「真言密教の世界」を掘り下げます。その世界観の中に、我々は何らかの「日本的なるもの」を見出すことができるのか?―皆さんとともに探っていきましょう。
対象者
興味のある方ならどなたでも
教材
プリント配付
スケジュール
回 | 開講年月日 | 講義内容 |
---|---|---|
1 | 2025/12/05 | 空海と両界曼荼羅の世界 |
2 | 2025/12/19 | 聖地巡礼:高野山 |
3 | 2026/01/09 | 密教のシンボル「愛染明王」とは? |
講師紹介
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岩澤 知子
(麗澤大学国際学部教授、麗澤オープンカレッジ長)